節目の50歳を迎えた、大阪府寝屋川市出身の上原浩治さん(日刊スポーツ評論家)が、「新大阪ゴルフラウンジ ザイセルフ」にご来店くださいました。
ザイセルフの中里友紀オーナー(52)は、上原さんの大ファン。今回はお祝いも兼ねて、特別対談が実現しました。
対談では、上原さんの半世紀にわたる活躍を振り返りつつ、施設の魅力でもあるシミュレーションゴルフ設備を体験。さらに、マンツーマンのドライバーレッスンも受けていただき、世界一の右腕のスイングがさらに進化しました。
ザイセルフの“おもてなし”と、ゴルフを通じた交流が光る特別な一日。その様子をたっぷりとご紹介いたします。

中里オーナー(以下、中里):ようこそザイセルフへお越しくださいました! オーナーの中里です。どうぞよろしくお願いいたします。
上原さん(以下、上原):よろしくお願いします!
中里:ザイセルフは新大阪駅の近くに位置し、「ワンランク上のゴルフラウンジ・練習ブース」をコンセプトにしています。
上原:ラウンジってことは、飲みながらプレーできるんですね。今日は上達できるかなぁ。遠方からでも新大阪駅が近くてアクセスもいいですね!
中里:そして4月3日は上原さんの50歳の誕生日ということで…。
上原:そんなに強調しないでくださいよ(笑)
中里:弊社からささやかながらプレゼントをご用意させていただきました。
上原:わっ、すごいケーキですね!ありがとうございます!
ザイセルフ スタッフ一同:お誕生日おめでとうございます!!


中里:50歳を迎えられたお気持ちはいかがですか?
上原:「もう50歳か」という感じですかね。
中里:今でも多くのことに挑戦されている上原さんの姿、いつも拝見しております。私も現在52歳でして、本業の不動産業からこのザイセルフを約1年前にオープンしました。2年前にゴルフにハマったことがきっかけで、今はこうして事業として形にできました。この立地を活かして、皆さまに楽しんでいただける空間を目指しています。
上原:ハマってからこうして事業にまでされるって本当にすごいです。このあとプレーさせてもらえるのも楽しみですね。


中里:子どもの頃の夢は、やはりプロ野球選手だったんですか?
上原:小学校の卒業文集には、プロ野球選手になりたいと書いていました。でも、高校時代には自分の実力も理解するようになって、もう目指してはいなかったですね。
中里:その後、大体大に進まれたのは、教師を目指してのことだったんですよね?
上原:そうなんです!
中里:浪人を経験された後、大学1年の頃からすでに活躍されていましたが、そこで再びプロを意識されるようになったのでしょうか?
上原:その時点ではまだですね。教育実習にも行きましたし、本格的に意識したのは3年生くらいからです。
中里:プロ1年目でいきなり20勝の大活躍でしたよね。
上原:運が良かったんだと思います。色んな事が分からないままでしたが、必死にやっていたのが、逆に良かったのかもしれません。
中里:もともと阪神ファンだったと伺いましたが、甲子園球場で初登板された時の感想はいかがでしたか?
上原:「どうやって土を持って帰ろうかな」と思っていました(笑)
中里:実際に持って帰られたんですか?
上原:はい! ポケットに少しだけ入れて(笑) やっぱり甲子園は特別ですね。応援がすごくて、ずっと震度1くらいの揺れの中で試合をしている感覚でした。
中里:国際大会での無敗の勝負強さも、私の中では伝説です。13年のワールドシリーズで胴上げ投手になられた時、最後の1球を投げる心境はいかがでしたか?
上原:最後は点差のある場面で投げさせてもらえたので、気持ち的には楽でしたね。ただ、それまでが本当に大変だったので、「ようやく1年が終わった」という気持ちが一番大きかったです。
中里:今、大切にされている生き方はありますか?
上原:毎日笑って過ごしたいですね。もう今は緊張感もないですし、これからは毎日笑っていたいというのが一番の思いです。


中里:ゴルフを始められたのはいつ頃からですか?
上原:初めてラウンドしたのは、プロ1年目のオフに行われた巨人の納会ゴルフでした。それがきっかけです。
中里:ゴルフにおける目標などはありますか?
上原:それも、笑って楽しくできれば十分かなと思っています(笑)。一緒にラウンドする4人全員が笑っていれば、それが一番のゴルフですね。
中里:私もキャディーさんを含めて、みんなで楽しくプレーするのが理想だと思っています。
上原:本当にその通りですね!
中里:最後に、日米通算100勝・100セーブ・100ホールドの達成、そしてYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」の登録者数100万人突破も、おめでとうございます!
上原:ありがとうございます!!
~上原さん vs 中里オーナー2H対決!~


「新大阪ゴルフラウンジ ザイセルフ」は、西日本最大級となる約500㎡の広さを誇っています。個室のゴルフラウンジブースは3つ、半個室の練習ブースは4つ完備。
ゴルフシミュレーターはGOLFZON社の2機種を導入しており、ラウンジブースでは世界240以上の名門コースをリアルに体験することができます。
対決では、上原さんの希望により、中里オーナーお気に入りのコースでラウンドを行いました。
プレー中、上原さんは「リアルだ!嫌なライだなぁ」と驚かれていました。特に感動されていたのは、あらゆるアンジュレーション(起伏)を再現する傾斜機能です。
この機能では、ライの状況に応じて14パターンの傾斜を自動で再現。さらに高性能センサーが弾道を正確に解析し、美しいグラフィックでリアルなラウンド体験が可能です。上原さんも終始楽しそうにプレーされていました。
~ドライバーレッスンで上原さんの球筋が劇的変化!~


ザイセルフ専属のプロゴルファー兼フロアディレクターである西山泰弘プロ(51)が、上原さんのスイングをチェックしました。指導歴20年以上の経験から、数回のスイングを見ただけで上原さんのクセを的確に指摘。
主な改善点は、トップでのシャフトの角度と、スイングプレーンに対するダウンスイングの下ろし方。特に、野球経験者に多く見られるスライスの改善に向けたアドバイスが印象的でした。
上原さんは「今まで我流でやってきたので、こうして教えてもらえると上達できる気がします。肘の絞り方なども初めて知ったので、すごく嬉しかったです。また中里オーナーとコースでも一緒に回りたいですね」と笑顔で話してくださいました。
ザイセルフの“おもてなし”を心から楽しんでいただけたようです。
写真提供:日刊スポーツ
◆上原浩治(うえはら・こうじ)さんプロフィール
1975年(昭和50年)4月3日生まれ。大阪府寝屋川市出身。東海大仰星高校から大体大を経て、1998年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。
1年目には最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、沢村賞、新人王を獲得。2002年にも17勝を挙げ、2度目の沢村賞を受賞し日本一に貢献しました。
2008年オフにFAでMLBオリオールズへ移籍し、レッドソックス時代の2013年にはクローザーとしてワールドシリーズを制覇。MLB4球団で活躍後、巨人に復帰。
2018年には日本人初となる「日米通算100勝・100セーブ・100ホールド」を達成。アテネ五輪(2004年)、WBC(2006年)、北京五輪(2008年)など国際大会でも日本代表として活躍されました。右投げ右打ち。
◆中里友紀(なかざと・とものり)プロフィール
1973年(昭和48年)2月8日生まれ。大阪府豊中市出身。2016年4月に「新大阪中里ビル」の代表となり、2024年1月に「新大阪ゴルフラウンジ ザイセルフ」をオープン。
趣味はゴルフと音楽鑑賞。大の読売ジャイアンツファンとしても知られています。